
(松本家横から望む花場山)

(鱈珍味4点)

(だだみ 生食)

(だだみ 茶碗蒸し)
先日紹介した寒鱈ですが季節と共に益々美味しくなり、
本日はその料理についてご紹介します。
まずは珍味4点
1 肝臓の塩魚汁煮 2 胃の時雨味噌和え
3 皮の時雨味噌和え 4 生たら子の醤油〆
特にこの時季ならではのが4で生のたら子にをこそいで
ボウルに入れ醤油みりん少々を加えかき混ぜて
一晩置くとまとまります。そのまま食べてもいいし
熱々の白いご飯に載せて食べても美味しい逸品です。
次にこの時季ならではの鱈の白子、
この辺では「だだみ」と言い、寒の時季だけ生で食べます。
薬味も好きなもの生姜・山葵・にんにく・紅葉卸で、
かけるものも醤油・割酢・ポン酢・好きなものをかけて食べます。
そのだだみで作った茶碗蒸しをポン酢あんをかけて食べますが、
ふぐの白子に勝るとも劣らぬ味です。
次にもこの時季ならではの生鱈の刺身「鱈の昆布〆」で、
身を刺身上に切って昆布にはさんで一晩起き、
それをお刺身として食べます。
醤油を付けて食べますが、面白い食べ方が
先ほどの「生鱈この醤油寄せ」を載せて食べると又
違った味を楽しめます。
本日紹介しただけでも7種類で、
その他にも鍋、和え物、吸い物、煮物、焼き物、揚げ物など
様々な食べ方があります。
「かやぎっこ」一つでも「塩魚汁」「醤油」「味噌」「塩」「ちり」
五種類ありいかにバラエティーに富んでいるかが分かります。
角館は文学や芸術文化が優れているだけではなく、
食文化も素晴らしく優れており、
全国的にみても味付けの評価も高いように思います。

(外町 中町 家紋)

(標章1)

(標章2)

(明治時代の紋付)
本日は節分、
午後3時30分 「角館鎮守神明社」でも、
節分祭が執り行われます。
神事を行った後に神殿前で福を呼ぶ豆まきを行います。
豆と一緒に祝い餅も撒きますので
是非皆様お越し下さい。
また商人町で面白い発見をしました。
先日から紹介している田口家・屋号「田鉄」の風呂敷には、
写真のように家紋が丸に隅立て四つ目(まるに すみたてよつめ)ですが、
その他に現代の会社標章・商標、社章として使っているマーク、
井桁(いげた)の印が二つあります。
田口家の家紋が「丸に隅立て四つ目」
屋号「田鉄」の商売の紋が「井桁」ということです。
さらに興味深いことが、
田口家歴代の女性の着物には「丸に蔦(まるに つた)」の紋を
付けたきたそうです。
結婚が決まって紋付の着物を作るときには
丸に蔦の家紋を付けてお嫁入りしてきたそうです。
普通であれば丸に隅立て四つ目の紋ではないかと思うのですが、
田口家では女性だけに特別に許された紋が「丸に蔦」
と言うことになります。
江戸時代より長く商いをしてきた旧家には、
様々な物語が秘めていることを知り、
また角館の奥深い歴史を確認できました。

(外町 西勝楽町 報身寺)

(ひろっこ 1)

(ひろっこ 3 味噌漬け)
外町 西勝楽町 報身寺の臙脂色の山門と
戸沢氏代々の「念持仏弁天堂」の紫布が、
白い雪に映えて素敵な雪景色を作り出していました。
先日「きんきんかやぎ」で紹介した、
畑の中で雪を掘って採り出す「ひろっこ」ですが、
「ひろっこ」の中には4つの意味があります。
『 1 本日紹介した「ひろっこ」
2 雪の下から自然の「ノビル」の新芽を掘って食べる「ひろっこ」
3 その「ひろっこ1」の根っこの部分「ひろっこ」
4 「ひろっこ2」の根っこの部分「野びろっこ」 』
1の「ひろっこ」は鍋、吸い物、味噌汁に使用し、
2の「ひろっこ」はお浸しや吸い物に使用し、
3と4は味噌を付けてそのまま食たり、
味噌漬けにして食たりしますが、滋養強壮食材とも言われております。
美味しく食べる秘訣は茹で過ぎないことで、
「ひろっこ」は歯ごたえ、香りが大切ですので
気を付けてください。
初めての使い方「和風ステーキの添え物」として
使用してみましたが、これも和風という部分が強調されて
美味しく食べることができました。
角館は「ひろっこ」一つにも物語があり、
食の宝庫として楽しみな町です。
-----------------------
先日戴いたコメントへの返信
じゃりんこ様
コメントありがとうございます。
この写真でそこまで言って頂き、
涙が出るぐらいに感謝します。
さすがじゃりんこ様
角館に来ていて情景が分かるので
コメントも理解できます。
じゃりんこ様はこれからも角館の観光大使ですので
周りで知りたい方にはどんどん角館を
宣伝していただくように宜しくお願い致します。
おサツ様
コメントありがとうございます。
夏にこれだけの雪があったら最高ですね!
世界で始めて「夏に雪がある武家屋敷」
として売り出す事ができうれしいですね。
それにさすがおサツ様、
あの屋根の小さな4っつの雪をお客様と言った私に
答えてくれるところが角館の通です。
角館は「時空の旅」「空想の旅」「癒しの旅」ができるのが
素敵なところなのですから。
この次においで頂いた時に、「田鉄」さんの人形、襖絵、
更には人形の後の屏風も素敵なのは勿論ですが、
本日また再確認した安藤家の座敷蔵の西宮禮和の
襖絵もこれまた相変らず素敵で身震いするほどです。
ぜひこの次には二つを制覇して下さい。

(外町 駅前広場)

(東勝楽丁 岩橋家向い)
外町 駅前に秋田新幹線こまちの雪像と雪灯篭が現われました。
JR角館駅の皆様が角館に訪れた方に雪の楽しさを
味わってもらう為に一生懸命作った作品です。
新幹線こまちの窓の部分には夜になると明かりが灯され
雪国のメルヘンティックな世界へ皆様を誘います。
この様なささやかなホスピタリティをしてくれるのが角館で、
その設えが似合うのも角館の良さです。
武家屋敷 東勝楽丁 岩橋家向かいの門の屋根にも、
自然に出来た新幹線こまちを見つけました。
屋根の上に残った雪が面白いように捲れて
まるで新幹線の丸みのようになり、
細長く残った部分は胴体のように見えます。
手前の屋根に残った4箇所の小さな雪は、
これから新幹線こまちに乗ろうとしている家族でしょうか?
どこへ向かうのでしょう?
雪は自然のままでも色々な形になり見るものを楽しませてくれ、
人間が形を作っても楽しませてくれます。
角館町観光協会でもこれから駅前に大きな「かまくら」を作るそうです。
皆様楽しみにしていてください。
今回は本当に角館駅の皆様ご苦労様でした。
そしてありがとう御座いました。






