
(青柳家前の休憩所 栗の木)

(平福記念美術館)

(岩橋家)
武家屋敷の栗の花が咲いています。
武家屋敷の樹木は必ずといっていい位に目的があって植えられており、
栗もその一つで秋には実を食べる事ができるし、
幹も建築資材として使われてきました。
武家社会では栗を干した後に搗(つ)いて殻と渋皮を除去した
「搗栗(カチグリ)」を食べてきました。
カチグリは名前が「戦に勝つ」につながるといことで
縁起物として扱われてきたようです。
更に栗の樹は硬く耐久性が高く水に強い木材として
家の基礎の部分などに使われてきました。
耐久性の高いことで皆様が身近で観ることのできる使用方法は
鉄道の枕木に使用されている事です。
その他に漢字が「西」と「木」の組み合わせであることから
西方浄土になぞらえて位牌などの仏具にも使われているそうです。
栗に関して面白い事もわかりました。
栗の実のことを「マロン」と呼ぶますが、
本来は栗では無く、トチノキ科の「マロニエの実」のことで、
かつては「マロニエの実」を使って「マロングラッセ」を作っていたようですが、
後に「栗の実」で代用するようになり、その「マロン」の名前だけがが残り
栗を今も「マロン」というそうです。



