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桜の由来-ソメイヨシノ編-

桧木内川堤のソメイヨシノ(国名勝指定)


 全長2キロにおよぶ桜のトンネル。
 町の中心部を流れる桧木内川堤に咲き誇るソメイヨシノ。

 昭和9年(1934年)に天皇陛下のご誕生を記念して植えられたのが始まりです。
 現在では、国の名勝にも指定されています。
 ソメイヨシノは環境に強くまた、緑の若葉が出る前に木全体を覆うように淡紅白色の花をつけるという特徴を持つため、満開時には花びらが豪快に枝を飾りその様子は大変見ごたえがあります。

一度は全て伐採の危機!?


 日本では川の堤防に桜を植えるというのは珍しいことではありませんでしたが、1972年ごろ、樹木が根をはると堤防に穴があき、そこから水がしみ込むと堤防が崩れてしまうと考えられ、堤防上には樹木を植えないという規則が河川法で定められました。
 それに代わって芝を植え付ける方式がとられたのです。
 桧木内川堤も例外ではありませんでした。町民が丹誠込めて育て上げた桜の木が切り倒されてしまうかもしれないという危機に面したのです。

桜を守り続けた住民の想い


「どうにかして桜を残したい」
 着々と計画が進む中、町民が講じた案は「桧木内川堤の桜を法律で守ってもらおう」という考えでした。

 河川法に対して文化財保護法を使う、すなわち桧木内川堤2キロの桜のトンネルを残すために国の指定で文化財として法で守れるようにしようと考えついたのです。
 結果、町が議会に提案して堤を町道に認定。「堤防上の桜」は「並木道としての桜」となったことで切らずに残され、さらにその景観は川の緩やかな流れと調和して、まさに名画のような美しさであると評価されたのです。

危機を乗り越え国指定へ


 こうして住民たちが守り続けた、桧木内川堤の桜が、現在では国名勝の指定を受けるに至りました。

 まるでメルヘンの世界に誘われるように広がる桜色のトンネルには、町の人々の桜に寄せる熱い思いがたくさんつまっているのです。

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